私自身、肌が人一倍弱く、皮膚科でも驚かれるほどのアレルギー体質です。

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アロマスクールに通い始めた最初の頃、精油の使い分けもまだ分からない時期のこと。

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アロマトリートメントの実技の授業で、ヒノキ科の精油を使用した際、ヒノキアレルギーの私は、経皮吸収される僅かな精油の量にすら反応してしまい、身体全身が痒くなり赤くなったりしていました。

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（注：一般的に、身体に使用可能な濃度を守っていれば反応することはないと言われています）

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当時の講師の方も、初めて目にする反応に、｢滅多にないんだけどね｣と驚かれていました。

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その経験から、｢中には稀なケースがある｣ということを念頭に置いておかなければ、と学びました。

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そして、症例研究では、私の周囲には、解剖学でもアドバンスに進んだ時にしか聞かない症状の方が多く、中には難病指定されている方も。

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研究でお話をうかがう迄は、その方がそんな症状を抱えているなんて、全く知らないことも多々ありました。

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一般的には国民病の肩凝りや腰痛の主訴が多いなか、様々な症状と向き合う環境にいる事を前向きに捉え、そして、症例研究のために、私に身を任せてくださった方々が、少しでも楽になったと喜んでいただければと取り組ませていただきました。

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自分自身の肌が人一倍弱い分、そして周りに様々な症状を抱えた方々がいる事で学んだこと、体験してきたことを通して、ひとりひとりに寄り添い、その方に合ったスタイルを大切にしています。